個展 "シナプス、せわしなく明滅しながら、"

期間|2023年7⽉8⽇(⼟)〜2023年8⽉1⽇(⽕)
時間|8:00〜20:00 ※初⽇のみ10:00〜20:00
会場|京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
主催|京都岡崎 蔦屋書店
お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)


渋⾕七奈は宮城県出⾝。東北芸術⼯科⼤学で⽇本画を学び、同学の⼤学院芸術⽂化専攻芸術総合領域を2019年に修了し、2023年現在は⼭形に拠点を置いています。これまでの作品では、獣や⼈体といったモチーフの持つ形態の解体と再構築を通じて、外界との関わりによって変容する⼈間の存在と、その精神性についての作品制作に取り組んできました。特に背景の下地や余⽩を活かした表現を⽤いてきました。近作ではより⾃然体な描き⽅を⽬指して、ドローイングをベースにした制作⼿法を取り⼊れています。⼀年ぶりの京都での個展となる本展は、「シナプス、せわしなく明滅しながら」と題し、⼤量の記憶があふれだすような経験や、「ネアンデルタール⼈が死者に花を供えていた」という⾔説に着⽬して描いた作品など、ひとの記憶に関する⼗数点の新作を展⽰発表します。⽇々の断⽚をとどめるようにドローイングを重ね、⼤切な記憶を情景として描き出す渋⾕七奈の作品に、私たちの記憶の奥底もくすぐられるような作品群となっています。


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